大切にしていること


暮らしも遊びも学びも、真ん中に持っていたいのは「楽しい」と感じられる心。

楽しいから!わくわくするから!好きだから! その想いは、まわりを動かす大きな原動力になります。

そしてその想いがあれば、自主性(主体性)は自然に育っていくのではないでしょうか。

困難さえおもしろがれる力があれば無敵!

ここでは子どもたちの中の「おもしろそう」「やってみたい」を尊重し、自分が好きなことへの出会いに繋がる日々を過ごしていきます。


「学力」ってなんでしょう?

「考える力」ってどうやって身につくのでしょう?

人が「 分かった( 理解した) 」 と言える時、必ず脳内の視覚イメージを使っています。

文字や言葉や数字などの記号から視覚イメージを再現し、それを操作する力は、あらゆる分野で応用力を発揮する万能の絶対基礎学力です。そしてこの絶対基礎学力は、人生を楽しむために必要な力でもあります。

その絶対基礎学力を育てていくための方法の一つとして、ここではどんぐり倶楽部の理論をベースにして「良質の算数文章問題」に取り組んでいます。


ここは子どもたちの視点や自主性が尊重され、答えも答えに辿り着くプロセスも大切にされる場です。

「何ができたか」よりも「どんなふうに辿り着いたか」

「何をしたか」よりも「どんな想いがあったのか」

他人の目とか、誰かの要望に応えるための" なんとなく" ではなく、自分の心の声を聴いて自分を生きること。

" 結果や目標の達成よりも、心にある「何のために」を自分に問う気持ちを持ち続けて成長できるように、おとなは見守っていきます。


輪になってお互いの話を聴き合うサークルの時間を大切にします。朝のサークルでは、それぞれがやりたいことを話します。一人でやれることもあれば、まわりとの調整が必要になる時もあります。

ここにはたくさんの自由な時間があるからこそ、自分だけのやりたい放題、わがまま放題ではうまくいきません。

認め合う

共感的に聴くこと

語り合うこと

自分が自由に好きなことをやるためには、相手の「自由にしたい気持ち」も認め合わなければうまくいかないこともある。そんなことを日々の暮らしの中から感じて学んでいきます。

お互いに話をして、時にはぶつかったりもしながら、自分の想いにも相手の想いにもマルをつけられる感性を磨くこと。

どちらが正しい、どちらが間違ってるという視点を越えて、多様なものを認め合える心を育んでいきます。


子どもとスタッフだけの学校ではなく、親も一緒に創っていく学校です。

子どもたちへのより良い環境や関わり方を考えていくことは、私たちおとなの暮らしを見直すことに繋がります。

おとなの知識から子どもが学ぶことや、子どもの感性や視点からおとなが学ぶこと。縦の関係ではなく、同じ目線で輪になって学びあっていきたいです。